私たちが作ります
株式会社アルアートの代表兼アルアートレジン製作責任者である「木にとりつかれた男 長野」と、アルアートレジン専属デザイナー兼デザイン責任者の「長野いく美」のこれまでについて紹介しています。
アルアート代表・
アルアートレジン
製作責任者
長野 宗一郎
アルアートレジン
専属デザイナー・
デザイン責任者
長野 いく美
木にとりつかれた男
長野について
木が好きすぎて。

代表の長野宗一郎は、四代続く大工の家系に生まれ、
幼い頃から気に触れ合う機会が多く、DNAに『木が好き』と刻まれているかのように、
この仕事に導かれました。

高校生、大学生時代、自転車競技部に所属。
365日休みなく練習した結果、全国学生自転車競技大会に毎年出場。
西日本新人戦では、準優勝。
「全国チームロード」では、全国5位に入賞するなど、
一時は競輪選手になる事を夢見るくらい、ロードバイクが大好きです。
しかし、大学卒業前にフト思います。

「卒業したら何をしよう」
木が好きすぎて。
もうとにかく木が大好き!!
大学を卒業する頃、その想いに気づき、まずは大工の修行。
そして、2009年4月一枚板専門店 アルアートとして起業。
最初は全くの手探り状態。
ただ、原板の仕入れから、加工、販売まですべて自社で行う一貫作業はやり抜くと決めておりました。
全て自社で行えば、品質の管理、そして価格も安くなる。
今でもこの信念は貫き通しております。

起業して一年ほどたつ頃、夜中の1時に電話があり、
「おい!そんなやり方してんじゃねーよ。ガチャ」
一方的に電話を切られ、なんの事かさっぱり分かりませんでしたが、
後々、知り合いの材料屋さんから、〇〇さん、長野さんの事、よく思ってないらしいよ。と聞きました。
低価格で販売しているのが気に入らなかったようでした。

心が折れそうになったことも多々あります。
自分のやり方がか違っているのではないか。

しかし学生時代に培った根性と、なによりも木が好き、という思いが勝り、
2015年6月に法人化。
2016年8月にはショールームをオープンする事もできました。
私がこの「アルアートレジン」を開発するきっかけとなったのは「世の中にあるレジンが使いにくい」と感じたからです。「家具とレジンを使った製品」を開発したとき、ありとあらゆるレジンを買って試してみましたが、どれも満足できませんでした。ですから、ゼロから作ることにしたのです。私たちの会社は「天然木を使った家具屋さん」です。ゼロからレジンの研究を重ね、ノウハウを蓄積し、多くの人の協力と、根性で3年の研究を経てようやく「国内生産レジン」を完成させることができたのです。
正直、レジンテーブルを製作する事は簡単なことではありません。
家具のプロフェッショナルのわたしたちでさえも3年の研究を要しました。昨今はDIYも流行しておりますが、やはりプロが作ったものがほしい!と考えられる方たちにお応えできるよう日々、研究を重ねていき今もレジンテーブルを製作しております。
アルアートレジン
専属デザイナー
いく美について
1990年生まれ。デザインの高校を卒業後、日本の木材と日本の伝統工芸を学ぶため、京都伝統工芸大学に入学。学生時代は日本の伝統工芸以外にもフランス、オーストラリアへの留学を経験。漆を専攻し、蒔絵、乾漆、成分研究など漆に関するすべてを学び、お椀、3Dプリンターと漆をコラボレーションさせたランプシェードなど数多くの作品を完成させました。
巡りに巡り、たどり着いた先は、「木材を大切にする」「日本の木材を活用した製品を世界中に届ける」でした。四季のある日本で育つ木材だからこそ、木目が綺麗。成長が遅く大きな木材が少ないけど、その分木目が綺麗なのが国産材料の特徴です。

これまで学んだデザインの知識、そして縄文時代から続く漆の魅力をレジンテーブルを通じて世界中に届けるのが私の夢です。これからも、レジンテーブル”漆バージョン”も制作していきます。